出産してから5日後、赤ちゃんと一緒に退院。

赤ちゃんをお風呂に入れた後に気付きます。

「赤ちゃんの体の薄皮がむけてる」
しかも身体のあちこちで、なんで?どうして?

何故このような事が起きたのでしょうか?

ここでは新生児の皮膚がむける原因と対処法についてお話させていただこうと思います。

新生児の皮膚がむける原因

正直初めてわが子の肌がむけてるのを見た時はびっくりしました。

「皮膚科に行った方がいいの?」とも思いましたが、いや、ちょっと待って!!

これには原因があったのです。

新生児落屑(しんせいじらくせつ)

新生児落屑(しんせいじらくせつ)とは生まれて1週間前後から1カ月前後に皮膚がぽろぽろ向ける現象です。

個人差もありますが、お顔や身体全体の皮膚がぽろぽろ剥けてきます。

赤ちゃんはママのお腹の中にいる時は「胎脂」という白いロウ状の油分の膜に包まれています。
生まれた時もこの「胎脂」に保護されたまま生まれてきます。

例えて言うなら白い天然クリームのようなもの。
これが全身にべったり付いて生まれてきます。

又この「胎脂」は赤ちゃんの皮膚の潤いだったり、外気から守ってくれたりします。
「胎脂」は日が経つにつれて少しずつ乾いてきて結果皮膚が剥けます。

肌の病気?ってびっくりする事もありますが決してお肌の病気ではありません。

胎脂が作られる時期

胎脂は赤ちゃんがお腹の中にいる妊娠6カ月ごろから作られます。

その頃から赤ちゃんはお腹から出る準備をしてるんですね。

又未熟児で生まれてくる赤ちゃんの方が胎脂が多い傾向があります。

対処法

多くの新生児に見られる胎脂はあえてすぐに洗い流さない産院もあるそうです。
殆どの産院では沐浴の時に洗い流されます。

そう言えば生まれてすぐ「お風呂に入れていいですか?」と聞かれたのを覚えてます。
今思うとこの保護膜があったからだったんだなって思います。

もし洗い流してしまったとしても胎脂の保湿成分自体は皮膚に残っている状態がしばらく続きます。

又この胎脂は生後1日~数日の間に水分が蒸発して透明になっていき目立たなくなっていきます。

保湿が重要!

胎脂が乾いて剥がれてくるにつれて赤ちゃんのお肌は乾いてきます。

お風呂に入れた時に赤ちゃんのお肌を強くこすったり、剥けた皮膚を無理やりはがしたりしないで下さい。
無理にはがしてしまうと炎症の原因になってしまったりします。

お肌が乾燥しないように、胎脂に代わって保湿剤を塗ってあげましょう。

赤ちゃんのお肌は凄くデリケートなので無添加の物を使ってあげると良いです。

胎脂は役割がなくなると消えていくのと同時に赤ちゃんのお肌は乾燥します。

しっかり保湿してあげましょう!



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