出産後、赤ちゃんを母乳で育てると沢山のメリットがあります。

栄養豊富な母乳は赤ちゃんの免疫を強くしたり、

母乳は強く吸わないと出てこないので頬の筋肉が強くなります。

この事もあって言葉を発するようになる頃には赤ちゃんの活舌が良くなると言われています。

更に母乳を作るのに個人差もありますが一日500kcal~1000kcalを使うのでママの体重が減りやすいメリットがあります。

ですが、母乳育児をしたくても母乳が出ないとお困りの方もいるのも事実です。

ここでは母乳が出ない理由と張らない理由

母乳を出す方法を書いていこうと思います。

母乳が作られる仕組みとは

母乳は何からできているか知ってますか?

そう母乳はママの血液からできてます。

母乳はプロラクチンというホルモンにより、乳腺で作られます。

オキシトシンというホルモンによって母乳を外に出すように指令されます。

このオキシトシンは乳腺の周囲の筋肉を収縮させて母乳を入管へと移行させます。

そして乳頭へと運ばれ母乳が出てきます。

母乳が出てない6つの見分け方

母乳が出てない見分け方は赤ちゃんの様子で確認できます。

1,赤ちゃんのおしっこの回数が少ない
2,赤ちゃんのうんちの回数が少ない
3,授乳の間隔が短い(小児科の先生に聞いたところ両胸で25分~30分は授乳してくださいと言われました。)
4,授乳直後も泣いたり機嫌が悪い
5,赤ちゃんの寝つきが悪い
6,赤ちゃんの体重がなかなか増えない

これは個人差もあり一概に言えませんが、授乳前と授乳後の赤ちゃんの体重測定をするとよくわかります。
生後一か月未満で母乳育児の場合1日25g増えていると良しとされます。

又授乳を20分以上しても赤ちゃんの機嫌が悪い時は母乳があまり出てない可能性があります。

うちの子が新生児だった頃は一日15回ぐらいおむつを替えていて、そのうち7回~10回はうんちでした。
消化が良く夫に似て身に付きにくいせいか体重の増えが緩やかでした。
母乳の出は母乳外来で測ってもらってましたがしっかり出てました。
体質的に体重がなかなか増えにくい子もいるので不安を感じる事があれば母乳外来に相談に行くのもよいと思います。

母乳が出ない原因は何か?

プロラクチン、オキシトシンの分泌量が少ない

先ほど書かせていただいたようにプロラクチンホルモンで母乳が作られ、キシトシンホルモンは乳首への刺激によって分泌されます。
つまり乳首への刺激が足りないとプロラクチンとオキシトシンが分泌されにくくなります。

そうすると母乳の出が悪くなります。

血行が悪い

血行が悪いのも原因の一つです。

運動不足やストレスで血行が悪くなるとなかなか母乳が出てくれない事があります。

又真冬の場合は体が冷えやすいのでそれが原因で血行が悪くなり母乳が出にくくなってしまうことがあります。

血液の不足

出産で大量に出血している事から鉄不足になりやすく、母乳が作れない場合もあります。

レバーやあさり等鉄分の多い食材を摂取しバランスのとれた食生活が必要です。

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水分不足

授乳中は必要な水分量も多いので水分不足になりがち、

これは私が母乳外来で教わった事ですが最低でも一日1.5ℓ~2ℓはお水を飲んでくださいと言われました。

逆に水分を取りすぎた場合は母乳の分泌量も多くなりすぎる事もあるので過度な水分摂取にはご注意ください。

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乳腺が詰まる

赤ちゃんが母乳をしっかり飲み切れず残ったままで乳腺が詰まってしまうのも一つの原因です。

又これは医学的根拠はないですが、甘いものの食べすぎ、油ものの食べすぎも乳腺が詰まる原因ではないかと言われています。

ママの乳頭の形によって赤ちゃんがおっぱいを吸いにくい場合もあり、乳腺が詰まってしまうと乳腺炎に進行してしまう場合もあります。

おっぱいが張らない原因

赤ちゃんが新生児の時はしっかりおっぱいが張ってたのに2ヵ月3ヵ月目になると張らなくなった方もいます。

その原因は溜まり乳ではなくなったということです。

溜まり乳とは母乳が分泌される量に対して赤ちゃんがちゃんと母乳を飲み切れていないと母乳がどんどん溜まっていきます。

すると胸がパンパンに張って胸を触るとカチカチになってきます。

溜まり乳はこの状態の事を指し、おっぱいが張ってきます。

逆に言えば赤ちゃんが無事に成長していて胸が張らなくなったなら

赤ちゃんが新鮮なおいしい母乳が飲めている証拠なのでご安心ください。

又おっぱいが張った状態、溜まり乳をほおっておくと脳がこれ以上必要ないと判断し、

母乳の分泌量が減っていきます。

母乳を出す7つの方法

母乳の量が少ないのには理由があるとお話ししましたが、母乳をしっかり出すにはどうしたらよいでしょうか?

出来る事からチャレンジしてくださいね。

1,出なくても頻繁に吸わせる。授乳の回数を増やす。

授乳の回数を増やし赤ちゃんの吸う力で乳首に刺激を与える事で、プロラクチンとオキシトシンが分泌されて母乳の分泌量が増えるます。

1日8回~10回を授乳するようにしてください。

赤ちゃんがよく寝て起きてくれない時やうまく母乳が飲めない時は搾乳機を使うと良いですよ。


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とにかく乳頭を刺激しすると母乳が出やすくなります。

2,水分を沢山摂取する

母乳の88%は水分でできてます。

一日最低でも1.5ℓは飲んでください。

ただしジュースやお茶などは水分としてカウントされません。

カフェインが入っている飲み物はコーヒーや紅茶以外に緑茶などのお茶にもカフェインが含まれています。

コーラにも入っているので注意が必要です。

カフェインを摂取するとそのうちの0.1%が母乳に出てしまうと言われています。

赤ちゃんがカフェインを摂取すると夜泣きも酷くなりなかなか寝てくれないようになります。

又アルコールは赤ちゃんの脳に影響を及ぼす事もあるので飲まない方がいいです。

水分補給は水道水ではない安全なお水か栄養も一緒に取れてリラックス効果もあるノーカフェインのお茶を飲むと良いです。

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3,バランスの良い食事をする。

これもとても大切です。

母乳を出すには白米が良いと言われたりもしてますが重要なのはバランスのとれた食事をすることが大切です。

緑黄色野菜やレバーなど鉄分が取れる食材を食べると良いです。

ただし動物性のお肉は脂肪分が多いので取りすぎにはご注意ください。

血のめぐりを良くしてくれる海藻類、魚や豆腐も食べるとよいですよ。

医学的根拠はないですが、助産師学校ではもち米、甘い物の取りすぎ、油ものなどの高カロリー食は乳腺を詰まらせたり

母乳の質を下げるといわれています。

お勧めなのは和食、母乳の質を上げる葉酸と食べ物で補えない鉄はサプリメントで取るのがお勧めです。

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4,お風呂につかる

お風呂につかると血行不良が改善されます。

湯舟にゆっくりつかるとストレス解消にもなります。

日頃の育児疲れの解消にも効果的です。

又肩こりや腰痛の改善にもつながります。

入浴前と入浴後はしっかり水分補給を忘れずに!

5,ストレスを解消する。

産後は時間問わずの授乳や赤ちゃんの泣き声が原因で睡眠不足になりストレスが溜まりがちです。

ストレスと母乳の分泌に関しては医学ではまだはっきりされてませんが、

どうやらストレスが母乳の分泌に影響があるのではないかと言われています。

旦那さんにも協力してもらいストレスを溜めないように心がけましょう。

6,睡眠をしっかりとる

睡眠をとると催乳ホルモンであるプロラクチンが沢山出ます。

ですが寝ると言ってもまだまだ小さい赤ちゃんがいるとゆっくり寝てもいられません。

助産師さんからは「朝でも昼でも赤ちゃんが寝た時は一緒に寝てください」と言われました。

食事後、赤ちゃんが寝た隙に一緒に寝ると次第に寝不足が解消されていきました。

寝て起きるとおっぱいが張って母乳が沢山出てきました。

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7,おっぱいが吸いやすい抱き方をする。

赤ちゃんがおっぱいを吸いやすい体勢をとりましょう。

少しずつ角度を変えて吸い付きが良いところでキープすると良いですよ。

授乳用クッションを使うのも良いです。

色々使ってみて柔らかめの授乳用クッションは赤ちゃんの重みで沈んで授乳しにくいので固めの授乳用クッションがお勧めです。

母乳が出ないと悩んでる方へ

実は私も出産して2週間ぐらいの時はあまり母乳が出ずミルクを足していました。

出産後5日間の入院中では他のママ達は一回の授乳で30~40ml出てましたが私は20mlも出ずでした。

今回書かせていただいた「母乳を出す方法」をやる事で、母乳がぽたぽた落ちてくるようになり

生後1ヵ月後には完全母乳でミルクは一切足さないで良くなりました。

水分補給に枕元にお水も欠かさず置いてます。

授乳をするたび水分補給をしています。

母乳が出ないとお悩みの方も焦らないでご自分のペースでやってみてください。

ちゃんと母乳が出てきますよ☆